デザイン講師としての活動

こんにちは!
こうこくデザイナーのアロード( @arowd_info)です。

東京に来た目的のひとつとして、講師業もやってみたい…という思いがあり、出会う方々にやりたい旨を伝えていたところ、早速お声がけいただきました。

今回は、企業に勤めるインハウスデザイナーの方に向けて、InDesignの講師をしてほしいというご依頼だったのですが、内容は任せていただけるという事だったので、こちらで教材などを準備させていただきました。

InDesignを使うにあたり、お伝えした3つのポイント

私は主にチラシ制作やカタログ制作でInDesignを使っていますが、以前はエディトリアルデザインをしていて、雑誌の記事ページもデザインしていたのですが、今回は教材として楽しんでもらえるよう、記事ページのサンプルを用意しました。

こちらを使いながら、限られた時間の中で以下の3つに絞ってお伝えしました。

point1.
InDesignで何ができるか?という事と、IllustratorやPhotoshopとの違いを伝える

point2.
教材をトレースしながら、アプリケーションの操作を覚えてもらう

point3.
共通項目を意識したマスターの作り方

InDesignで何ができるか?という事と、IllustratorやPhotoshopとの違いを伝える

まず、InDesignはレイアウトに特化したアプリケーションである事を伝え、IllustratorやPhotoshopなような作り込みができない代わりに、雑誌やカタログといったページものの制作や、共通のフォーマットを利用したデザイン制作に向いているという事を伝えました。

教材をトレースしながら、アプリケーションの操作を覚えてもらう

今回の指導にあたり、オリジナルの教材を作りました。文章はダミーだったり、写真もUnsplashから使用してますが、伝えるべき内容は盛り込めたので十分な内容となりました。こちらとは別に、マスターが活かせる内容のものをもう1つ用意しました。

久々のエディトリアルデザイン、サンプルとはいえ、たのしくやらせていただきました!

共通項目を意識したマスターの作り方

ノンブル(ページ数)やツメ(ページをめくった時に分かりやすくするために配置されている部分)などをマスターページで作る方法や組み合わせ方を伝えました。

難易度の高い課題も用意だけはしておきたい

今回の生徒さんは、普段の業務でIllustratorもPhotoshopも使いこなしデザインしている、とても優秀な方だったので、少し伝えただけでもどんどん作ってしまい、手持ち無沙汰感があったかもしれないので、別の機会があれば、難易度は上がりますが、一括でできる流し込み作業などについてもふれられるように準備しておいた方がよさそうだと思いました。

こちらはテキストデータを整理する知識や操作、画像を管理する名前の付け方や紐付けなども必要になるので、InDesignだけでは完結できず、指導をするには時間もかかると思いますが、これができるとカタログ制作などの大量の定型フォーマットページがある場合などに、文章や写真の流し込みが数秒で終わり、ミスも少なくなるという、制作の半自動化ができるようになります。

講師のご依頼お待ちしております!

定期的に講師業ができると嬉しいですが、今回のようなピンポイントでも、とてもありがたいです。

ワンコインレビューをしているため、マンツーマンや、少人数を相手とした、寄り添うような指導の方が得意だと思いますが、講義やアシスタントのような事もやってみたいと思っています。

主にIllustratorInDesignデザインの指導が可能です。

お問い合わせフォームからのご依頼お待ちしております。